先日、Qualcomm社が次世代スマートウォッチ用のチップセット「Snapdragon Wear 3100」を発表しました。
現在のスマートウォッチの主流となっているチップセットは「Snapdragon Wear 2100」ですが、そこから大きな進化を遂げています。今スマートウォッチの購入を検討している方は、「Snapdragon Wear 3100」搭載のものが出るまで待つほうがきっと幸せになれます。
待望のリリース
現在のチップセット「Snapdragon Wear 2100」が発表されたのはなんと2016年2月です。
そこからもう2年半も経過しています。スマホ用のCPUなんかは毎年新モデルが発表されていますが、それと比べるとだいぶスパンが長いですよね。
スパンが長いため、進化もそれなりに大きく、直近で出たスマートウォッチと、今年の年末~来年にかけて発売されるスマートウォッチとのスペック差はだいぶ大きくなってしまうのではないでしょうか。
最大の進化ポイントはバッテリー持ちの改善
スマートウォッチは基本的には普通の時計と同じように使用する人が多く、性能面について気にする人は少ないかもしれません。
「Snapdragon Wear 3100」での最大の特徴はバッテリー持ちの改善です。
Qualcomm社によると、Snapdragon Wear 2100から以下のように省電力化を果たしているとのことです。
Snapdragon Wear 2100からの省電力化比較
- 低消費電力モード:最大67%低減
- GPS関係:最大43%低減
- 音声検出関係:最大35%低減
- MP3再生:最大34%低減
- Wifi/Bluetooth経由の音声操作:最大13%低減
この省電力化により、一般的な使い方で平均4~12時間バッテリー持ちがよくなり、バッテリーサイズにもよりますが、満充電から1.5~2.5日ほど持つようです。
Snapdragon Wear 3100搭載モデルが出てくるのはいつ?
「Snapdragon Wear 3100」が搭載されたスマートウォッチが発売となるのは2018年の年末~2019年にかけてとのことです。
FOSSIL、ルイヴィトン、モンブランから発売されることが既に予定されています。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「【次世代スマートウォッチ用】Snapdragon Wear 3100の発表」についてご紹介しました。
このタイミングでスマートウォッチを買うなら、やっぱり新チップセット搭載のものを買いたいですよね!
本記事のまとめ
- 次世代スマートウォッチ用チップセット「Snapdragon Wear 3100」が発表
- バッテリー持ちが4~12時間改善
- 2018年末~2019年にかけてSnapdragon Wear 3100搭載モデルが発売予定