ASUSがミドルハイレンジの新スマホ『ZenFone Max Pro (M2)』の日本での販売を開始します。
このスマホはSnapdragon 660を搭載、メモリ4GB、ストレージ64GB(32GBもあります)とミドルハイレンジの王道とも言えるスペックで市場に現れました。
詳しく見てみるとなかなか面白いスマホで、コスパにも優れる良い製品でした。
今回は日本で販売を開始したミドルハイレンジとしてちょうどいいスペックで良コスパなおすすめスマホ『ZenFone Max Pro (M2)』をご紹介します。
ZenFone Max Pro (M2)の主要スペック
ZenFone Max Pro (M2)の主なスペックは以下のとおりです。
OS | Android 8.1(ピュアAndroid OS) |
---|---|
CPU | Snapdragon 660 |
メモリ | 4GB |
ディスプレイ | 6.3インチ 19:9 Full HD+ IPS |
カメラ | メイン:12MP + 5MP 前面:13MP |
内蔵ストレージ | 64GB |
縦横サイズ | 157.9 x 75.5mm |
重量 | 175g |
無線LAN | 11b/g/n/ 2.4GHz |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
防水 | 無し |
Bluetooth | 5.0 |
NFC | 有 |
DSDS | 対応(DSDV注意) |
対応バンド | ドコモ、ソフトバンク系プラチナバンド対応 FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/ B12/B17/B18/B19/B28 TD-LTE:B38/B41 W-CDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 |
その他 | Micro USB オーディオジャック有 顔認証/指紋認証 |
スペック的にはやはりザ・ミドルハイレンジという感じです。
評価が高いポイントもあれば、「おや・・・?」と思ってしまう部分も・・・
以降でおすすめなポイントとイマイチなポイントに分けてご紹介していきたいと思います。
ZenFone Max Pro (M2)のおすすめポイント!
ざっくりとしたおすすめなポイントは以下のとおりです。
おすすめポイントはココ!
- ピュアAndroid搭載
- 5,000mAhの大容量バッテリー
- ドコモ・ソフトバンク系プラチナバンド対応
ピュアAndroid搭載
ZenfoneシリーズのOSは基本的にはZenfone用にASUSがカスタマイズしたAndroidが搭載されます。
しかし、本機種ではGoogleの標準のAndroid(ピュアAndroid)をそのまま搭載しています。
ピュアなAndroidは無駄なプリインストールアプリがほとんどないのでシンプルでおすすめです。
5,000mAhの大容量バッテリー
ZenFone Max Pro (M2)のバッテリー容量はなんと脅威の5,000mAh!
バッテリー容量比較!
ZenFone Max Pro (M2) | 5,000 mAh |
UMIDIGI F1 | 5,150 mAh |
Huawei Mate 20 Pro | 4,200 mAh |
Xiaomi Mi Mix 3 | 3,200 mAh |
Xiaomi Mi Mix 2S | 3,400 mAh |
OnePlus 6T | 3,700 mAh |
OnePlus 6 | 3,300 mAh |
Xperia XZ2 | 3,180 mAh |
重量も175gと、大容量バッテリーの割に軽い印象を受けます。
最近のスマホはどんどん重たくなっていっている中、十分許容範囲内と言えるでしょう。
重量比較!
ZenFone Max Pro (M2) | 175 g |
UMIDIGI F1 | 186g |
Xiaomi Mi Mix 3 | 218 g |
Xiaomi Mi Mix 2S | 192 g |
OnePlus 6T | 185 g |
OnePlus 6 | 177 g |
Xperia XZ3 | 193 g |
Xperia XZ2 Premium | 236 g |
Xperia XZ2 | 198 g |
後述しますが、大容量バッテリーなだけに急速充電規格に対応していないところはちょっと残念です。
ドコモ・ソフトバンク系プラチナバンド対応
ZenFone Max Pro (M2)は3GもLTEもドコモ・ソフトバンクの主要な周波数帯に対応しています。
ココに注意
au系は3Gが完全非対応なためこの機種にするならドコモ・ソフトバンク系のMVNOに乗り換えた方が良いと思います。
ドコモ・ソフトバンク系のSIMをお使いの方ならば外での通信に困ることなく快適にお使いいただけると思います。
ZenFone Max Pro (M2)はこんなところにも注目!
カメラも結構イイカンジ!
さすがにめちゃくちゃおすすめ、と言うわけにはいきませんが、ZenFone Max Pro (M2)はカメラもイイカンジなんです。
カメラを重視したい方はカメラ性能がさらに高いものを選んでいくべきですが、十分すぎるほどの画質と感じるはずです。
gsmarenaでサンプルの写真や動画が載っていますのでご参考までに。
Zenfoneシリーズは結構AIをウリにしていて、カメラもAI分析機能がFOTAアップデートで提供予定だそうです。
デュアルSIM+microSDのトリプルスロット!
普通はデュアルSIM端末は2枚目のSIMスロットがmicroSDのスロットと兼用している端末が多い中、ZenFone Max Pro (M2)はデュアルSIM+microSDのトリプルスロットを搭載しています。
写真や動画を撮影する方にとっては外部ストレージを拡張できることは結構重要かもしれませんね。
顔認証にも対応!
最近流行りの顔認証。ZenFone Max Pro (M2)もしっかり対応しています。
顔認証は便利すぎて一度使いだすと使用がやめられないほどです。
ここまで対応しているなんて・・・と正直おどろきました。
ZenFone Max Pro (M2)のイマイチなポイント
つづいて、ZenFone Max Pro (M2)の「おや・・・?」と思われる部分についてご紹介します。
ざっくりと言うと以下の2点が気になっています。
ココがイマイチ
- MicroUSB
- Wi-Fiが2.4GHzのみ
- 急速充電規格非対応
MicroUSB
ZenFone Max Pro (M2)は残念ながら最近の標準となりつつあるUSB Type-CではなくMicroUSBを採用しています。
正直なところこの辺はもう統一していってほしいところだと思っているので非常に残念です。
ただ、現時点では充電の面でこのせいで困るような状況ではないので接続するときに向きだけ気をつければ大丈夫でしょう。
Wi-Fiが2.4GHzのみ
ZenFone Max Pro (M2)は2.4GHz帯のWi-Fiしか対応していません。
11ac以降の規格には対応していないので、自宅のWi-Fiがac対応になっている方はその恩恵を得ることはできません。
インターネット回線が1Gbpsなどの方は特に気になるところかもしれませんね。
急速充電規格非対応
ZenFone Max Pro (M2)は急速充電の規格に対応していません。
バッテリー容量が多い分、メジャーな急速充電規格が余計に欲しくなる気がするので少々残念です。
ただし、5V/ 2.0Aの10Wで充電ができるのでちょっと充電速度が早いです。
ZenFone Max Pro (M2)の価格は?どこで買える?
ZenFone Max Pro (M2)はAmazonで37,991円で販売されるほか、楽天、Yahooショッピングの各販売店でも販売されます。
また、家電量販店の通販サイトやMVNOの会社も端末の取り扱いを確認しました。
お得なキャンペーンとしては「OCNモバイルONE」が音声回線とセットで契約すると端末価格が13,824円になるキャンペーンを実施中です。
また、mineoでも端末価格38,232円、分割払いの場合1,593円/月(24回)で購入が可能です。
一括で買うならAmazonあたりが安そうです。
「この機会にMNPするか!」とフットワークを軽くして動ける方はOCNモバイルONEで契約するのもありでしょう。
そんなZenFone Max Pro (M2)は2019/3/15に発売です。
いかがでしたか?
今回は、『ZenFone Max Pro (M2)は日本で手に入るミドルハイレンジでハイコスパなスマホ!』についてご紹介しました。
ZenFone Max Pro (M2)はミドルハイレンジの王道ともいえるスペックを有しながら、ピュアAndroid搭載、大容量バッテリーなどオリジナル色も出しています。
カメラも結構キレイで、顔認証にも対応しています。
そして、そんな端末が3万円台で買えるというコスパの高さを見せつけているのでなかなか注目度の高い製品になっています。
この記事がみなさまのスマホ選びの参考となれば幸いです。