2014年も始まり、心機一転頑張ろうという方も多いんじゃないでしょうか。そんな何かを始めたいという方に今こそ携帯2台持ちによる節約をオススメしたいと思います。高い携帯代も削減して、別の自己投資に回しましょう。携帯料金のような固定費の削減は早ければ早いほどお得です。今回は、MVNOのSIMとキャリアのSIMを活用した携帯電話の2台持ちによる携帯電話料金の削減方法についてご紹介します。
(2014.05.19追記)
2014年6月からの新料金プランの登場にあたり、簡単な価格表を作成しましたのでよかったらご確認ください。
→【docomo】2014年6月~の新料金プランでの維持費まとめ【消費税8%対応】
(2014.05.19追記2)
ガラケーの代わりにFOMAスマホを使用するという手もありますのでよろしければご確認ください。
→【docomo】2台持ちはFOMAスマホ(docomo SIM)+Xiスマホ(MVNO SIM)がオススメ!
インデックス
短くまとめると
お忙しい方のために結論から申し上げます。
MVNOのSIMを刺したスマホとキャリア(docomoなど)のSIMを刺したガラケーを持つと、携帯料金が半額以下となるうえ無料通話もついてきてお得!
ここで興味を持った方は、以下もご覧になっていただければと思います。
どれだけお得になるのか
一番気になるのは実際にどれだけ得するのかというところだと思いますので実際の価格を交えながらご紹介します。
【before】
docomo LTE Xi端末のみを所持した場合には、最低でも6,012円/月かかってしまいます。さらに、無料通話もついていないため、実際には通話料金も上乗せとなるはずです。
(内訳)
基本料金780円
SPモード契約料315円
パケホーダイライト4,935円
ユニバーサルサービス料金3円
eビリング割引-21円
【after】
MVNOとしてIIJmio(ミニマムスタートプラン)、キャリアとしてdocomoのFOMA契約SIMを利用した場合の料金を例にとりますと、合計2225円/月で利用できてしまいます。しかも無料通話1,000円分もついてきます。
(内訳)
①docomo計1,277円
基本料金980円
SPモード契約料金315円
ユニバーサルサービス料金3円
eビリング割引-21円
②IIJmio計948円
月額料金945円
ユニバーサルサービス料金3円
【差額】
その差なんと3,787円/月です。1年間で計算すると45,444円。私は夫婦でこの方法で利用していますので7,574円/月、90,888円/年ほどお得になっています。
ここで、勘のいい方はガラケーでSPモードだけ契約してもメールが使えないのでは?と思うかもしれません。
これについては昨年docomoからiPhoneが出たこと、また、ドコモメールが本格稼動したことによって解決しています。
実際どうするか、については次の項から説明します。
用意するもの
①FOMA契約(SPモード契約済)のSIM
②MVNOのSIM
③docomoのスマホ
④docomoのガラケー
MVNO、およびキャリアのSIMのサイズは同じものであるほうが望ましいと思います。特に、①のSIMについては③にも④にも刺せる必要があります。
最近の機種はまずマイクロSIMだと思います。このSIMを標準SIMのスマホに刺す場合には変換アダプタが必要になってきます。
手順
1.①+③の組合せ(FOMA契約SPモードのみSIM刺しのスマホ)でドコモメールの利用設定を行う
これについてはjuggly.cnさんのサイトに色々載っていたので参考にするといいと思います。[browser-shot url="http://juggly.cn/archives/102700.html" width="400"]ドコモメールアプリが利用可能なスマホならば、そちらでも利用可能かもしれませんね。
2.①+④の組合せ(FOMA契約SPモードのみSIM刺しのガラケー)、および②+③の組合せ(MVNOSIM刺しのスマホ)でドコモメールの利用設定を行う
もうこれだけでOKです。この組合せによりそれぞれの端末の利用用途が明確に分かれます。
・FOMA契約SPモードのみSIM刺しのガラケー・・・電話専用端末
・MVNOSIM刺しのスマホ・・・インターネット、メール用端末
ガラケーは、imode契約が無いためインターネットやメールが不可能になっています。一方、スマホ側は、データ通信専用のMVNOのSIMを刺しているのでデータ通信が定額かつ低額で利用可能です。
携帯料金をもっと安くしたい!
キャリアメールを利用しつつ、さらに携帯料金を下げようとするならば、以下の方法が考えられます。
さらに低価格のMVNOのSIMを利用する
最安で利用するならばDTIのSIMが490円/月で利用可能です。IIJmioと比較すると、月450円ほど安くなりましたが、DTIのSIMの場合、○MBまではLTEの速度で利用可能、などのサービスが無く、IIJmioの制限速度より通信速度が遅いといったところが気になります。
この辺はトレードオフの関係にありますので、自分に最適なSIMを比較検討してみるのもよいでしょう。
キャリアメールなんていらない
キャリアメールもいらないというのであれば、スマホにMVNOのSIMを刺し、さらにIP電話のアプリを入れれば通話も可能になります。
通話も可能なMVNOのSIMを利用するのもいいですね。
この辺のデメリットでいうと、無料通話分がない、家族通話無料もない、キャリアメール以外受信拒否してる人もいたりする、IP電話のみっていざというとき不安・・・などでしょうか。
私の場合、そのデメリットを許容することができませんので、現在はIIJmio+docomoで2,225円/月の通信料となっています。
2014年になって変わったこと
2014年になってからというと、実際はそうではありませんが、昨年末にドコモメールが開始され、誰でも2台持ち+スマホでメール受信する環境ができました。
今までは通常だとガラケーでメール送受信するしかなく、メール送受信のパケット代がかかってしまい、携帯料金が安定しませんでした。
2014年となり、今こそ2台持ちをスタートするいい環境が整っています。ぜひ、携帯代削減への1歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。