スーパーマリオオデッセイのクリア以降しばらくゲームから遠ざかっていたのですが、先日新たにソフトを購入しました。
購入したのは『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』(ニンテンドースイッチ版)です。
『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』はもともとスーパーファミコンで発売されたアクションRPG作品のリメイク版。
もともとスーパーファミコン時代にプレイしていたのですが、当時小学校低学年くらいだったボクは最後までクリアした記憶がありません。
大人になってやっとクリアし、シナリオもちゃんと理解できたのでやっと本当の意味で聖剣伝説3を楽しめた気がします。
今回はリメイク版の『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』を3周クリアしたボクがレビューも兼ねて魅力ポイントをご紹介します。
聖剣伝説3はメンバー選びも楽しい
聖剣伝説3は6人の主人公から3人のメンバーを選んでプレイし、選んだメンバーによりラスボスを含めストーリーが分岐するというなかなか見かけないシステムを採用しています。
自分の好きなメンバーを選んでプレイできますが、ストーリーとの関わりや各キャラクターの特徴を考慮して選ぶのがおすすめです。
共通の敵がいて関連性の深い2人をメンバーに含めるのがおすすめ
メンバー編成にはシナリオ的に関連の深い2人を含めると良いでしょう。
以下のメンバーはラスボスが共通し物語の最後まで深くストーリーに関わるためセットでメンバーに入れてプレイすることをおすすめします。
関連性の高い2人
- デュラン・アンジェラ
- ケヴィン・シャルロット
- ホークアイ・リース
回復役のシャルロットを1周目に入れよう
シャルロットは全体回復の魔法『ヒールライト+』を覚えます。
回復をメインでつとめるシャルロットがいればボス戦も安定して進められるので1周目にはぜひシャルロットをメンバーに入れましょう。
1周目で「戦闘中にアイテムが無制限に使用できる」アビリティを手に入れれば回復を全体回復アイテムでまかなえるので2周目以降のメンバー編成はやりやすいです。
ちなみにボクの1周目のメンバーは「ケヴィン・リース・シャルロット」にしました。
アタッカー、デバフ役、回復役の安定構成で、特にケヴィンは昔からのお気に入りです。
聖剣伝説3は最低でも3周してすべてのシナリオを楽しむべき!
聖剣伝説3は先に述べたとおり選択した主人公によってシナリオが変わります。
分岐は3ルートとなり、すべてのストーリーを楽しむためには最低でも3周プレイが必要です。
強くてニューゲーム+経験値4倍で2周目以降がスムーズに
「1周目をクリアして2周目をプレイする元気でるかなぁ・・・」
なんて思いそうなところですが、『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は最後までクリアすると一部のアイテムを除きクリアデータを引き継いだ状態で2周目(強くてニューゲーム)をスタートできます。
2周目スタート時に「経験値+300%」のアビリティを入手でき、強力なアビリティとともにサクサクと進められるのできっと大丈夫ですよ。
戦闘も攻撃を避けたりしながらのアクション性があり飽きづらいと思います。
どれくらいで3周できる?
参考までにボクの3周目までのクリアデータのプレイ時間は以下のとおりです。
3周目までのプレイ時間
- 1周目:34時間
- 2周目:54時間(20時間)
- 3周目:60時間(6時間)
なおカッコ内はその周でのプレイ時間。
強くてニューゲームではそれまでのプレイ時間を引き継ぎます。
3周目はアイテムを無視しまくりでストーリーを体験することに注力してみたのでだいぶ短い時間で進められました。
聖剣伝説3はリメイク版ならではの追加要素でオリジナル版プレイ済みの方にもおすすめ
ボクと同じくスーパーファミコン版をプレイしたことのある方も新たな操作感で楽しめること間違いなしの聖剣伝説3。
オリジナル版をプレイした方も追加のシナリオやリメイク版ならではの要素でさらに楽しめるようになっています。
戦闘の難易度調整やストーリーのサポート機能で初心者の方も安心です。
次の行先を教えてくれるので初心者も迷わない
オリジナル版との違いで一番ありがたいのが次の行先を表示してくれる親切設計。
マップや画面上に☆マークが表示され、次の行先がわかるようになっています。
もちろん設定からオフにすることも可能です。
また、☆マークの他に次にやることが簡潔に表示されているのもありがたい。
この親切設計のおかげで小1の娘も強くてニューゲームのデータでなんとかプレイできています。
いつでも変更可能な4段階の難易度設定
リメイク版ではアクションが苦手な方もプレイできるように戦闘の難易度をベリーイージー・イージー・ノーマル・ハードの4段階から選択可能です。
難易度は後で自由に変更可能(戦闘中は不可)なので、途中で難しいと感じたら難易度を調節してみてください。
BGMがリメイク版/オリジナル版から選べる(いつでも変更可)
ボクはオリジナル版をやり込んだわけではないですが聖剣伝説3の音楽は昔から大好きで大人になってもサントラをよく聞くぐらいでした。
そんな昔の音源を聴いて懐かしい気持ちになりたい方も満足のBGM音源切替機能。
もし体験版でSwivelが聞きたい場合はデュランを主人公にしてプレイしましょう。
クリア後の追加シナリオ・追加要素は見逃せない
リメイク版はクリア後にオリジナル要素が追加されています。
クラス4と新たなボスが中心ですが、このクラス4がまたカッコイイ。
ただ、2周目以降にクラス4へのクラスチェンジアイテムが引き継がれないのが悲しいです。
クリア後しかクラス4の恩恵を受けられないのは残念でなりません。
豪華声優陣のボイス追加
リメイク版では各キャラクターにボイスが追加され、先頭やイベントシーンでしゃべってくれます。
紅蓮の魔術師、死を喰らう男、獣人王、英雄王、フェアリーといった主人公以外のキャラクターも豪華声優陣が起用されており大満足です。
ぜひ声にも注目しながらプレイしてみてください。
まずは体験版をプレイしてみよう
『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』は体験版で一体目のボスを倒すところまでプレイできます。
また製品版にセーブデータを引き継げるので、まずは体験版で自分に合っているか確認してから購入しましょう。
聖剣伝説3のここがちょっと気になった
3周してとても面白かった聖剣伝説3ですが、やはり気になる点もありました。
もちろんめちゃくちゃ楽しめた作品ですが、同じ点が引っかかる人はいるかもしれません。
終盤の一気に収束するあっけない感
3ルートに分岐する本作。
終盤になるとそれぞれの主人公に関するルートとなり、宿敵との闘いへと進んでいくこととなります。
オリジナルであるスーパーファミコン版ではそこまで進んだ記憶がなかったので初めてそのシーンまで進みましたが、主人公以外の宿敵たちの物語があっけなく終了するさまに衝撃を受けました。
「えっ、パワーバランスあっけなく崩壊・・・?」って感じです。
レベル上がりすぎ問題
サボテンくんの力や2周目はアビリティの装備でサクサクレベルが上がっていきます。
2周目は1周目に選択していないキャラを選びレベル1からスタートしましたがクリアすることにはレベル99。
強くなりすぎてしまうところは敵と緊迫した戦いをしたい方には問題点かもしれません。
もちろんアビリティをつけなければ調整できますし、なんなら強くてニューゲームを選ばなきゃいいし、どうとでもなります。
3周のシナリオをサクサクと見たい人、じっくりと楽しみたい人、それぞれの環境に柔軟に対応してくれてるのではないでしょうか。
聖剣伝説3 TRIALS of MANAレビューまとめ
今回は『聖剣伝説3 TRIALS of MANAレビュー!SFC版の良さを受け継ぎ進化した最高のリメイク作品!』について書きました。
(当時はクリアしてないけど)昔から大好きだった作品がこうしてリメイク版としてプレイできてとても幸せです。
ストーリー、キャラクター、アクション、音楽、そしてボイス。たくさんの魅力が詰まってなつかしさと新しさを持ちアクションの苦手な人も、大人も子どもも楽しめる作品に仕上がっていると感じました。
まずは体験版をプレイして「続きがプレイしたい!」と思ったらぜひ購入してみてくださいね!
参考にした攻略サイト
プレイにあたってはGameWithさんの攻略ガイドを参考にさせていただきました。
参考聖剣伝説3リメイク攻略ガイドGameWithサボテンくんを見つけるなどのちょっとしたやり込みで途中で戻るなど二度手間をなるべく無くしたくてついつい頼ってしまいます。
おすすめのクラスや神獣を倒す順番はどれがいいかなど参考になる情報もそろっているのでおすすめですよ。