先日docomoとauが3Gの終了時期について触れたのはみなさんご存じでしょうか。
これは、ガラケーを使用している人はもちろんのこと、ボクのようにFOMA SIM+格安SIMのDSDSで運用している人も影響を受ける話です。
今回は、3Gの終了時期と影響範囲、そしてこれからどうしていけばいいか、対応策についてまとめてみました。
3大キャリアの3Gの終了時期は?
docomo、au、softbankの3社の3G終了に関する発表状況は以下のとおりです。
- docomo・・・2020年代半ば
- au・・・2022年3月末
- softbank・・・未発表
3Gが終了するとどうなる?誰が影響をうける?
3Gが終了すると、3G回線を使用した通話、通信ができなってしまいます。それにより以下のような方々に影響があります。
3Gの終了により影響を受ける人
- ガラケーの人
- 3Gにのみ対応のスマホの人
- voLTEに対応していないスマホの人
- 3GのSIMの人(DSDSの人)
長らく機種を新しくしていない方は影響を受ける可能性が高いです。
機種を変えていても、voLTEに対応していないスマホの場合は3G終了までにもう一度買い替えなければならないと思われます。
ボクのようにFOMA+格安SIMのDSDS運用をしている方も例に漏れず対象ですので、対応の検討が必要です。
3Gが終了する前にどうしていけばいい?対応策は?
影響を受ける方々は、対応を検討していかなければなりません。
もちろん、まだ結構先の話ですので、それまでにゆっくり対応を考えていけば大丈夫です。
ガラケーの人、3Gにのみ対応のスマホの人、voLTEに対応していないスマホの人はどうする?
ガラケーや、3Gのみに対応しているスマホ、voLTEに対応していないスマホを利用している方は単純に機種変更が必要です。
voLTEに対応したガラホ・スマホが機種変更先の候補です。
3GのSIMの人(DSDSの人)はどうする?
FOMA+格安SIMのDSDS運用をしている人が主な対象者になってくると思います。
このような運用をしている人は、次の2つの観点で対応が必要となります。
- voLTE対応のスマホを購入
- 3GのSIMを契約変更
このうち、「3GのSIMを契約変更」については、どうしていくか考える必要があります。
選択肢としては以下の2つかと思います。
- DSDSをやめて、通話・通信のSIMに一本化する
- DSDSのまま、3G SIMを4G SIMへ変更する
DSDSをやめる場合には、格安SIMを通話SIMへ切り替え一本化することで、3G終了後も引き続き使用することができます(voLTE対応スマホは必要です)。
DSDSのまま3G SIMを4G SIMへ変更する場合には、FOMA契約からLTEのプランへの変更をすることになります。
現時点で、FOMA⇒LTEへの変更はあまりおすすめできるものではありません。
FOMA⇒LTEの変更が現状おすすめできない理由
- 無料通話が無くなる
- シンプルプラン・カケホーダイライトプランの場合パケットパックの加入が必須
FOMA⇒LTEへのプラン変更により、DSDS運用の場合に月額費用が上がるであろうことは目に見えています。
現状ではパケットパックのようなデータ定額制のプランの加入が必須となってくるため、最適な状態でDSDS運用をすることが不可能です。※カケホーダイだけはパケットパックへの加入が任意です(高いですが)
ドコモが総務省からの要請でまた値下げをすると発表していましたが、それによってこのあたりのプランも見直されたらいいですが・・・
通話のみ、しかもあまり通話をしないようなプランの場合、なかなか難しいかもしれませんね。
3G終了まとめ
いかがでしたか?
今回は、「3Gが終了!?終了するとどうなる?どうしていけばいい?・・・しっかり考えてみました!」についてご紹介しました。
2020年代半ばに終了する予定の3G。終了にあたってガラケーやDSDS運用の方はどうしていくか検討が必要です。
ただし、DSDS運用は現状では価格的に厳しくなってくるような結論となりました。
3G終了までに各社のプランの変更があれば、またお知らせしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。