VPSの初期構築としてはこれで最後となります。不必要なポートへのアクセスを遮断するようiptablesの設定をします。
iptablesのインストール
まずiptables自体がインストールされていない可能性があるためインストールしましょう。
iptablesに設定を反映
iptablesへのルール反映用コマンドを用意してみました。以下のファイルのSSHのポート設定や、自分のサーバのグローバルIPアドレスの設定を修正して、サーバ上の任意の場所に配置してください。
iptables.txt
配置しましたら、以下のようにして実行してください。
正常終了しましたら、iptablesの設定が反映されているはずです。以下のコマンドで反映内容を確認できます。
設定内容をファイルに保存する
以下のコマンドで、iptablesの設定内容をファイルに保存します。
保存場所については任意の場所で構いません。
サーバ再起動時にiptablesの設定内容が反映されるようにする
Ubuntuではiptablesで設定した内容はサーバ再起動時には消えてしまうようになっています。サーバ起動時に自動で反映させる手順は以下のとおりです。
/etc/network/if-pre-up.d 配下に以下のような内容で、[iptables_start]というファイルを作成します。
iptables-restore < /etc/iptables/iptables.rules
exit 0
作成したファイルに実行権限を付加しておきます。
最後に
とりあえずVPS構築記として書くのはここまでです。あとは自分の好きなことを好きなように書くようにします。みなさんもVPS、あるいは自鯖などを好きなように使って便利な相棒にしていってくださいね。